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前提条件

知らない単語を聞き取ることはできません。

読んでも理解できない英文を聞いて理解できることはありえません。

よって前提は読解力です。前から順に理解できる直読直解の技術が必要です。

読めないならリスニングより先に読解力を強化しましょう。

読めるならリスニングは楽勝でスコアアップできます。

音と文字を一致させる耳の訓練だけで良いからです。

学習の順番

part1234の順番通りです。ゆっくりの発音から速い発音

短い文から長い文、簡単な問題から難しい問題の順番です。

単文が聞き取れないなら複文が聞き取れるわけがありません。

各partをバッチリ仕上げてから次partに進みましょう。

特にpart2はリスニング全partの基礎です。しっかり固めておかないと

part3と4が後で伸び悩むことになるので特に初期には大事です。

基本的な勉強法

英文を見ないで聞く方法と、英文を見ながら聞く方法を、交互に繰り返し

見ないで聞く時も、見ながら聞く時と、同様に理解できるまで続けましょう。

見ないで聞くばかりだと、読解力がつかず、文意を理解できるようになりません。

見ながら聞くばかりだと、聴解力がつかず、音声を聞き取れるようになりません。

毎回全力集中しましょう。 集中するほど少ない回数で早く聞けるようになります。

聞き流すだけ

テレビやネットで宣伝広告されている「聞き流すだけ」の勉強法に効果は皆無です。

洋楽を何回聞いても歌詞を見なければ何を言っているのか永遠に分かりません。

音と文字と意味の三つが一致しない限り英語を聴解できることはありえません。

ディクテーション

書き取りは絶対にやめましょう。時間が掛かり過ぎます。

リスニングは回数勝負なのに書き取りをしていると確実に回数不足になります。

しかもTOEICは書く試験ではないのにスペルまでこだわって切りが無くなります。

音読

音読で英語が聞けるという迷信は念仏で幸福になれるという妄信と変わりません。

音読は思考を停止する点で無心で念仏を唱える行為と同じです。

音読していれば文意と状況を考えることができないのでTOEICには逆効果となります。

そもそも音読は自分が話す練習です。反対にTOEICは他者の話を理解する試験です。

国別の発音

国別の発音に神経質になることは不要です。

アメリカ人女性・カナダ人男性・イギリス人女性・オーストラリア人男性

の4名が担当しますが国特有の訛りが非常に強い人はいません。

ただし低音で流暢なオーストラリア人男性と高音で高速のイギリス人女性の発音を

苦手に感じる学習者は多くいます。本番でも同じナレーターが話す可能性が高いので

最新の公式TOEIC問題集の音声を繰り返し聞いて慣れましょう。