part567の順番で勉強する人が多いですが完全に間違っています。
正解は逆の765です。part5はピースが1個欠けた小さなパズルと同様です。
part6はピースが4個欠けた大きなパズルです。part5から始めれば
完成図を見たことがないパズルの組立と同様に困難で時間が掛かります。
まずはpart7で1枚でも多くの完成図を知りましょう。
その後にpart6と5に取り組めば元の英文を知っている状態なので
色々と難しいことを考えなくても知識で簡単に正解を選べるようになります。
その上でpart6と5の解法を習得すれば更に容易に解けるようになります。
英文には読み方があります。TOEICには解き方があります。
まずは英文の種類。次に本文の枠組。そして設問。1文単位の理解から
次の文への繋がり、言い換え、展開の仕方、全体の構造、実際の状況
さらには問題作成者の出題意図もハッキリ解って読み進む方法です。
これらの方法を理解することがTOEIC読解の勉強の基本なのですが
実はTOEICの参考書や問題集には読解の方法を解説しているものは
ほとんどありません。解説に設問の該当箇所が書いてあるだけです。
これでは何冊解いても永遠に読めるようにはなりません。だから私が教えます。
本番では75分間ずっと英文を読み続けます。
したがって練習でも読むことを勉強の中心にするべきです。
読解には単語・熟語・文法・構文・文脈・言換・等々の全部を必要とします。
よって読解すれば全部を同時に学習できるので最も効率的です。
しかし読解の独学は困難を極めます。
たとえ単語・熟語・文法・構文・文脈・言換を個別に理解して記憶していたとしても
今読んでいる英文に何を適用するべきか独学では分からないからです。
そこで正しく適用できているかを指導者にチェックしてもらうことが必要となります。
この勉強法を「読み合わせ」と言います。
実は読解こそ1対1の個別指導が最適なのです。
試験当日は読めた英文だけで答えを判断すればよいですが
普段の勉強では全文(特に難しい文)を正しく理解しようとしなければ
試験当日に理解できる本文の比率も問題の正解率も上がりません。
1回読んだだけでは本番で理想のスピードは出せません。
同じ英文でもスラスラ読めるまで繰り返し読みましょう。
本番で出せるスピードは練習の精度と回数に比例します。
公式TOEIC問題集と似た話や同じ展開が本番で出ます。
本文の内容が難しい場合は解答解説編の日本語を読みましょう。
普段の勉強で実際の状況と背景も考えていれば本番で楽に解ります。
知っている話は速く理解することができるので多いほど有利になります。