① 文法は不要
違います。文法はルールです。まず知らなければ勝てません。
競技性が高いTOEICは特にそうです。ネイティブや帰国子女や英語上級者は既に
分かっているから考えなくて済むのです。それを初心者が真似しても上手く行きません。
② 文法問題の為だけ
違います。文法の使用範囲は全PARTです。
文法が滅茶苦茶な人は全部が滅茶苦茶になります。
③ 覚えることが多い
実は少ないです。数値で表すなら単語は1000で文法は50。実は暗記が苦手な人ほど
文法を勉強する価値があります。文法を使えば単語の推測ができるからです。
④ 理解が難しい
実は簡単です。理解できない人はいません。
しかし適用できない人がほとんどです。適用の独学は困難なので私が教えます。
まずは品詞(単語の種類と役割)の理解と記憶です。
基本は動詞・名詞・形容詞・副詞の計4個。
他には助動詞・動名詞・現在分詞・過去分詞・前置詞
接続詞・代名詞・関係代名詞・冠詞の計9個でOKです。
これ以上に細かく分ける必要はありません。
用語を覚えるだけでは無意味です。役割を覚えることが必要です。
可能な限りシンプルに教えます。適用の仕方も親切丁寧に教えます。
part7で毎回2問出る問題文があります。
In which of the positions marked 1,2,3,and 4
does the following sentence best belong ?
意味分かりますか?どの単語が主語と動詞か分かりますか?
主語は最初の名詞です。ただし前置詞とセットになっていれば
主語ではありません。名詞whichは前置詞 in とセット
名詞positionsは前置詞 of とセットなので共に主語ではありません。
未だ主語が出てないのでmarkedは動詞ではありません。主語が先、動詞は後です。
markedはthe positionsを後置修飾する過去分詞の形容詞です。
1,2,3,and 4はmarkedを後置修飾する副詞の役割です。
日本語と逆で英語は後付け後付けの説明が続きます。
「1.2.3.4.とマークされたポジションのどこに」
doesは助動詞で動詞ではありません。助動詞は副詞の1つです。
doesは主語が単数で時制は現在であることを示します。
だから主語がpositionsとか1,2,3 and 4とか
動詞がmarkedとか絶対にありえないです。
「the Ving 名詞」の並びのVingは形容詞であることが決まっています。
したがってfollowingは形容詞。よって主語はsentence。
主語は必ず名詞1語で特定してください。
bestは副詞もあります「ベストに」動詞はbelong「所属する」
「文法なんかどうでもいいし品詞なんか知らなくていい」と思っていた人は
「主語を間違ってもいいし動詞がどれかなんて分からなくていい」
と言っていたのと同じであることを解ってください。