① ノート作り(特に単語の書き写し)…只の自己満足です
② 1問1答式の単語集の暗記…非常に非効率です
③ 意味不明な英文の聞き流し…完全に無意味です
④ 音読(特にリーディング)…TOEICには逆効果です
⑤ 問題を解くだけ…何の力も付きません
ノート作りは時間の無駄です。自己満足以外に何の効果もありません。
そもそもTOEICに「書く」問題は出ません。「聞く」と「読む」の2技能だけです。
覚える手段として「書く」という人も「読む」で覚える方法に切り替えないと
スコアアップに何倍も時間が掛かります。「書く」は「読む」の何倍も時間が
かかるからです。特に単語の書き写しは愚の骨頂。完全に思考停止しています。
1問1答式の単語集の暗記は多大な時間と労力を浪費する間違った勉強法です。
まず苦痛です。しかも覚えられません。覚えても直ぐに忘れます。
元の文章から切り離された単文と単語だけでは
何の話で、何を言うとき、どの単語と使われて、どの単語と言い換えられるのか
等々の単語の学習で不可欠な情報が何も分かりません。
聞く力も読む力も解く力も何も身に付きません。
1問1答の単純暗記は低レベルなコンピューターの仕事です。
人類がすることではありません。今すぐ止めましょう。
「聞き流すだけ」というテレビやネットの誇大広告に騙されてはいけません。
楽そうな方法に引かれる気持ちは誰にでもあります。それが宣伝広告の狙いです。
読むことから逃げる人の心理を巧みに正当化して誘惑します。しかし実際は
読んでも理解できない英文を聞いて理解できることは絶対にありえません。
英文の意味を聞いて解るには読んで解るという前提があるからです。
したがってリスニングよりも読解力を鍛えることが先です。
音読は自分が話す練習です。反対にTOEICは他者の話を理解する試験です。
リスニングとは他者の発音と速度で聞いて文意と状況を解ることです。
リーディングとは1秒でも速く正確に読んで文意と状況を解ることです。
しかし発音していれば文意と状況を考えることはできません。
しかも速度が低下するのでスピード勝負のTOEICでは逆に不利になります。
何冊もテキストを買って何百問も解いても
できる問題とできない問題を分けるだけでは何の力も付きません。
できる問題とできない問題を分けた後に貴方の勉強が始まります。
間違った問題は原因を特定して間違わないための方法を考え
再発防止の為の具体的な対策を実行しましょう。
このプロセスがなければ同じ問題を繰り返し間違います。
正解できた問題でもページ上に知らないこと分からないことがあれば
全て無くしておくことが必要です。本番その部分が出るかも知れません。
リスニングは全文をハッキリ聞き取れるまで繰り返し聞く。
part5は見た瞬間に答えが分かる。part6は各問題の解き方を覚える。
part7は理想のスピードを出せるまで繰り返し読解することが必要です。